大誘拐―天藤真推理小説全集〈9〉
天藤 真
久しぶりに本。
いつも通勤途中に聞いている
FM横浜のbooks A to Zで紹介されていたもの。
「後味のいいミステリー」という言葉にひかれて購入。
健診の帰りに購入して、電車の中とうちに帰ってからの数時間で一気に読んでしまった。
この手のもののネタばれはしちゃいけない、と思いつつ・・・。
・誰も死なない。もちろん血がとんだりもしない。
・ただただ憎たらしいだけの悪役がいない。
・途中もだけど、最後の最後まであっと驚かされる展開。
・最後は割とハッピーエンド。爽快な読後感、というのはこういうのをいうのではないかと思う。
ということで、ほんとうに「誰にでも勧められる珍しいミステリー」。
そこそこ厚さもあるので、お時間がある時にぜひ手にとって欲しいな。